経済産業省は6月2日、19日から環境対応車り買い替え・購入補助の申請受付を開始すると発表した。
5月29日に2009年度補正予算が成立したことを受けた措置。環境性能の良い新車の買い換え・購入を促進することで、環境対策と景気対策を効果的な実現を目指す。
補助事業の中で、経年車の廃車を伴う新車購入補助は最初の登録などから車齢13年に達した古い車を廃車にし、一定の環境性能を有する新車を購入する者に対する補助。
古い車を廃車して一定の環境性能を有する車を購入する場合の補助で、トラック・バスなどの場合、補助範囲は小型(GVW3.5tクラス)の場合40万円、 中型(GVW8tクラス) は80万円、大型(GVW12tクラス)は180万円。車齢が13年に達する直前の自動車を廃車して新車を登録する場合、新車の新規登録（検査）時に、廃車する自動車の初度登録年月日から新車の登録日までの期間が13年以上あれば補助対象となる。
古い車の廃車を伴わなくとも環境性能に優れた新車を購入する場合の新車購入補助は、小型の場合20万円、中型は40万円、大型は90万円が補助される。これらの措置は4月10日に遡及して適用される。問い合わせは経済産業省製造産業局自動車課と国土交通省自動車交通局総務課企画室で受付けている。
