LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

川崎市/2008年の外貿貨物量が6234万トンと過去最高の水準

2009年06月04日/調査・統計

川崎市港湾局が6月2日に発表した、川崎港港湾調査の集計結果によると、2008年の入港船舶総数は1億335万総トン(3万470隻、前年比4.7%増)、輸出入を合計した外貿貨物量は6234万トン、輸出貨物量は842万トン(3.6%増)といずれも過去最高となった。

また、石油製品の輸出貨物量は186万トン、液化天然ガス(LNG)の輸入貨物量は1341万トン、内貿コンテナの取扱量は2万9818TEUと、いずれも過去最高を記録した。

輸出貨物中、主な品目は自動車は417万トン(輸出品シェア49.5%)、石油製品は186万トン(22.1%)、重油81万トン(9.7%)。特に石油製品は36.6%増と好調で、やはり過去最高の取扱量となった。輸入貨物(5392万トン)の主なものは原油2060万トン(38.2%)、LNG1341万トン(24.9%)、鉄鉱石696万トン(12.9%)。LNGは20.2%増と過去最高の取扱量となり、輸入全体(3.2%)の中でも伸びが目立った。

内貿貨物は9.4%減と不調で、移出貨物(5.2%減)、移入貨物(15.7%減)と前年より減少した。移出貨物(1899万トン)は石油製品740万トン(シェア39.0%)、重油280万トン(14.7%)、化学薬品204万トン(10.7%)、移入貨物(1141万トン)は石灰石176万トン(15.4%)、石油製品174万トン(15.2%)、砂利・砂173万トン(15.2%)がそれぞれ主要品目となっている。

コンテナの取扱量は6万7TEU(16.2%減)と減少。外貿コンテナは3万189TEU(28.9%減)と前年より大幅に減少した。

関連記事

調査・統計に関する最新ニュース

最新ニュース