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ANAグループ/整備拠点を集約化、物流関連で9億円削減

2009年06月11日/SCM・経営

ANAグループは6月10日、17日に羽田新整備場地区に新装備品整備工場、コンポーネントメンテナンスビルが稼動すると発表した。

羽田地区のANAグループの整備施設を新整備場地区に集約するもので、集約化により施設関連や物流関連で今後5年間に約9億円の費用削減が見込めるとしている。また、物流体制を大幅な見直しで、約7.5億円の在庫圧縮を図ることができるという。

建物内には、従来羽田旧整備場地区で事業を行っていた、航空機の計器・コンピューター類を整備するANA機装センターとANAアビオニクス、逆噴射装置などの整備を行うANAワークスが入居。装備品整備と機体整備を一連の流れのなかで実施でき、迅速かつ効率的な整備体制が可能となる。

また、コンポーネントメンテナンスビルには数々の環境技術を取り入れており、標準的な施工方法と比して15.5%のエネルギー消費(CO2換算で年間500トン)を削減できるという。

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