日本パレットレンタルは、日本物流団体連合会の選定する第10回物流環境大賞で、特別賞を受賞した。
受賞理由は、レンタルパレットの共同利用・共同回収のしくみが、従来の自社パレット運用に比較し、全体で年間11万トンのCO2削減効果を生み出していることが評価されたもの。
同社がレンタル利用企業(主に製造業)の得意先(主に卸売業)をネットワークし、複数の企業が納品に使用したパレットを共同回収するしくみを構築、運営しており、このしくみ全体によるCO2削減効果を算出したところ、従来の運用に比較して約11万トンの削減効果があることが明らかになった。
CO2削減効果は、東京海洋大学海洋工学部流通情報工学科准教授黒川久幸博士との共同研究により試算した。