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富士通/2008年度の物流過程でのCO2排出量2万3900トン

2009年06月22日/CSR

富士通が6月22日に発表した「2009富士通グループ社会・環境報告書」によると、2008年度に物流過程で発生したCO2排出量は2万3900トン/CO2に上った。2000年度比で38%の削減となり、2010年度には同40%削減を目指す。

2008年度はパソコンと携帯電話のモードルシフトを推進し、パソコンの場合富士通アイソテックからのモーダルシフト率を約15%拡大。企業向けデスクトップとPCサーバでエコレールマークを取得した。携帯電話では富士通周辺機からの鉄道輸送を開始。

北米向けのサーバ部品は、昨年7月に富士通ITプロダクツから東京港までの一部輸送を、トラックから31フィートコンテナを使用した鉄道輸送に切り替えた。今年3月からは、海外からの調達部材の富士通フロンテック・富士通ITプロダクツ向け輸送をトラックから20フィートコンテナを用いた鉄道輸送に切り替えた。

さらに、国内の製品ルートの見直し、グループ会社間での荷物積み合わせの拡大、1パレット当たりの段積み数増加など貨物の積み方を改善した。このほかストレッチフィルムと呼ばれる保守部品の梱包資材を、リユース可能なものに切り替えた。このためストレッチフィルムの廃棄量削減につながったという。

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