三菱重工業は6月25日に発表した2009CSRレポートで、2007年度の総輸送量が1億9157万8000トンキロ、CO2排出量は2万4500トン-CO2に上った。
総エネルギー使用量は35万7181ギガジュールで、輸送エネルギー消費原単位は2006年度比で約5%低減された。
この実績は、トラック輸送から鉄道輸送への変更、1台のトラックで集荷するミルクラン方式の推進によるもの。2007年度からは全社プロジェクト会議で、事業所ごとの荷役効率を向上する取組事例を紹介し、情報交換を行っている。
今後は、小口貨物をトラックに混載することによる積載率向上や、トラック業者・着荷主との連携による輸送ルートや回数の見直しなどを通じ、輸送エネルギーの低減を目指す。