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日通/上海向け海上混載高速サービスをメニュー化

2009年06月25日/3PL・物流企業

日本通運は6月24日、7月11日出港分から上海向けの海上混載サービスに高速混載サービス「上海飛龍特快 Wing Dragon Express SHANGHAI」(世路至駆上海便)を追加すると発表した。

世路至駆上海便は土曜日午前中までに博多で受託した貨物を、子会社の上海スーパーエクスプレスが博多-上海間で運航する土曜日発の高速RORO船へ搭載、翌週月曜日の上海港到着後、当日中に上海CFで引き渡す。この高速混載サービスは、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、博多の6拠点で受託する予定。

今回のサービス追加は、需要の増大が見込まれる上海向け小口貨物の緊急・一貫輸送サービスに対応するため。博多-上海間の輸送は、フルウイングタイプのトレーラーに貨物を混載し発着両端のCFSの作業効率を改善。作業時間の短縮も図ることで、混載輸送の全体のリードタイムを短縮する。

上海では高速RORO船が着岸する羅径港内の施設をCFSとして活用し、上海到着後CFS搬入までに3日程度かかっていた期間が、入港当日にCFSリリースができるようになった。

日本側ではフルウイングトレーラーの使用によりCFSカット時間を半日遅らせて、既存混載サービスと比べ最大3.5日の日程短縮、東京CFSから上海CFSまで3日間という日程短縮を実現する。上海では現地法人で通関、デリバリーにも対応する。

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