日本通運は6月30日、タイ日本通運倉庫がタイ運輸省からタイからラオスを経由し、ベトナムまで乗り入れ可能となる多国間輸送の運行ライセンスを取得したと発表した。
今回の認可は、自社トラック車両11台でタイからラオス・サワンナケット、デンサワン、ベトナム・ラオバオを経てダナンまでの東西回廊を通る経路が対象。
今回の認可でタイ日通倉庫の自社運行区間はベトナムまで延長され、上海-シンガポール間を結ぶ当社のクロスボーダー陸送輸送ルート「SS7000」の一部、ハノイ-バンコク間陸送サービス「メコン・ランド・ブリッジ・エクスプレス」で国境での積み替えが無くなり、積み替えコストの削減や貨物の安全性確保、リードタイムの短縮が可能となる。