東芝は7月1日、グループ会社のウェスチングハウスが、日本現地法人(ウェスチングハウス・ジャパン)を設立したと発表した。
同日から本格的な営業活動を開始する。従来の米国、欧州に加え、アジアでの拠点確立が実現した。
ウェスチングハウスはことし5月、日本で唯一加圧水型と沸騰水型の原子燃料を電力会社に納入している原子燃料工業(原燃工)の過半数の株式を取得し筆頭株主となり、アジアでの原子燃料事業のサプライチェーンを確立した。
新会社のウェスチングハウス・ジャパンは、原子力発電所向けのサービス事業でも、米ウェスチングハウスの世界最先端の技術を、日本の市場ニーズに合わせて提供していく。