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三井化学/ポリプロピレン自動車材のインド生産拠点を稼動

2009年07月02日/国際

三井化学は7月1日、プライムポリマーと共同で開業準備を進めていたポリプロピレン(PP)自動車材のインド拠点ミツイ・プライム・アドバンスト・コンポジッツ・インディア(生産能力1万5トン)が6月15日に営業運転を開始したと発表した。

営業運転開始により、三井化学グループのインドでの初の事業会社の運営がスタートした。

三井化学はPP自動車材事業を基礎化学品事業分野の中核事業と位置付け、具体的な事業展開はプライムポリマーが統轄している。

世界同時不況の影響により、世界の自動車販売は一時的に急落したが、中国はじめインドでも販売の状況は回復している。インドの自動車市場は今後も年率10%程度の成長が見込まれており、自動車メーカーが生産体制を強化する中、PP自動車材の生産拠点稼動開始を模索していた。

営業運転開始により、三井化学グループはPP自動車材事業で、日本(31万含む・委託)、北米(23万7000トン・同)、中国(4万3000トン・同)、タイ(9万9000トン・同)、インド(1万5000トン・同)、欧州(1万5000トン・委託のみ)の世界6拠点体制が整う。主戦場と捉えるアジアでは、日本を含め4つの拠点が実現したため、製造・販売・技術サービス体制の最適化を図り、事業の強化・拡大を進めていく。

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