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TOTO/長期ビジョンで在庫削減と高速サプライチェーン実現

2009年07月21日/SCM・経営

TOTOは創立100周年にあたる2017年に向けた長期ビジョンの一環として、在庫削減や高速サプライチェーンの実現を目指す。

生産体制の抜本的な見直しとグローバルな情報一元管理により、高速サプライチェーンの実現と在庫削減を図る考えだ。

同社の売上高の85%は日本国内のもので、海外売上高の比率は13%程度。海外はそれぞれの国や地域で独自に情報管理を行っており、現時点では情報のグローバルな一元化管理ができていない状態にある。

生産体制については、ラインアップの統合を図るとともに、部品や金型を共通することで、コストの削減を行う。

在庫削減や高速サプライチェーンの実現のほか、リモデル戦略の強化によって、2018年3月期の売上高4000億円(2008年度比3.8%増)、営業利益240億円を目指す。

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