三井倉庫は8月7日、花王のアジアでの3PL業務を受注したと発表した。
受注内容は花王の日本、アジア各生産拠点への調達物流を行なうもので、国際物流への3PL導入に際し、三井倉庫が花王の国際物流グループと一体化して運営している「ノンアセット型3PL」などが評価されたことなどを受け、国際物流効率化プロジェクトの協働パートナーに選定された。
三井倉庫は日々の物流業務のアウトソーシング化や、顧客の最適な物流の選定・可視化・標準化など、単なる物流費削減ではなく、継続的・恒常的に改善するための「仕組み作り」にフォーカスし構築している。
この狙いは、顧客の定型的物流業務を3PLに業務委託することで、顧客が自社の人材をグローバルな戦略的業務に集中させ、今後の事業拡大におけるコスト低減とスピードアップを図れるようにするためという。