米SAS Institute Inc.は、グローバルな製造業で高度化する業務最適化のニーズに応える製造業向けソリューションを10月より提供を開始する。
提供予定のソリューション「SAS Warranty Analysis」と「SAS Service Parts Optimization」の新バージョンは、製造、販売、小売などの関連企業が、製品が消費者に届く前の段階からその後のあらゆるプロセスで、業務の最適化を可能にするもの。
SAS Warranty Analysisの新版には、発生した問題を性能、コスト、ブランド価値に影響する前に自動的に検出し、企業が最も重要な問題に注力できるよう、課題の優先順位を迅速に決定する、どのような原因の組み合わせで問題が生じるかを判断し、リソース配分を効率化するなどの機能が含まれる。
SAS Service Parts Optimizationの新版には、日常的な予測と在庫分析の業務を反映したインターフェイスとワークフローで部品計画、在庫の最適化、補充を実現する、流通網全体をカバーした視覚化機能で工場から流通センター、小売店舗まで複数の層にわたる在庫情報の検証とプロアクティブな調整を支援する、プーリング、移動、再割当など、部品計画のためのアナリティクス機能の強化、柔軟なアーキテクチャでソリューションの段階的な導入を可能にするなどの機能が盛り込まれるとしている。
