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日本製粉/2008年度の物流面でのCO2排出量5%改善

2009年08月31日/CSR

日本製粉が8月31日に発行した「社会・環境報告書2009」によると、2008年度の貨物輸送量は原料と商品を合わせて年間約4億7000万トンキロで、エネルギー使用に係る原単位はモーダルシフトなどの省エネルギー施策の実施により、2007年度比で5%程度改善し、CO2排出量は4万6999tだった。

従来の25㎏紙袋輸送からバラ輸送化を進めており、効率の良い輸送による省エネルギー化と廃棄物の発生抑制を実施。2008年度は小麦粉出荷重量の60.9%がバラ輸送で、2007年度比では0.8ポイント比率が低下した。

モーダルシフトの取組では、貨物輸送重量の12%(2007年度比で1%向上)を鉄道や船舶コンテナで輸送した。このほか、グループの運送会社でのグリーン経営認証の取得推進のほか、パレット回収率向上を図っている。

これは衛生管理強化のため木製パレットをプラスチックパレットへ切り替える際、開発した管理システムを運用しパレット回収率を向上する取組で、この取組から同一パレットでの一貫輸送の展開を進めている。

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