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デンソー/2008年度の物流CO2排出量は3万6100トン

2009年09月01日/CSR

デンソーが8月31日に発表した「CSRレポート2009」によると、2008年度の物流過程でのCO2排出量は3万6100トンとなった。

物流業務は子会社のデンソーロジテムに委託しており、同社と連携して環境負荷削減の取組を推進しており、主な取組では、積載率の向上 モーダルシフト(東北地域への鉄道・船舶便への転換) 、最適ルートによる省エネ輸送、納入先への直送、中継地倉庫間の物流の効率化などに注力している。

2008年度は、生産の減少で物流量が15%減少する中、輸送ルートの集約と輸送距離の短縮などに取り組み3500トンを削減した。

また、単一の工場立ち寄りから2工場を回ることで積載効率を76%から97%に向上や、立ち寄り先の工場を1工場削減し、16便から12便への減便・車格変更を実現することでCO2排出量を削減するなどの生産量に応じた物流体制を実施している。

物流現場では、トラック1台あたりの積載効率を高めるため、部品の荷姿やパレットなどを工夫して「満載定期輸送」を原則に便数削減にも注力。同時に納入先にも環境視点での理解活動を推進している。

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