日本郵船は9月10日、4日に日本郵船グループが日本フォスター・プラン協会を通して支援した、中国・四川大地震で倒壊した陝西省漢中市城固県の垣山小学校施設が再建されたと発表した。
日本郵船は、昨年5月に発生した四川大地震で被災した小学校への付帯施設の建設支援で、昨年10月に支援を決定した。支援対象は寮、読書室、実験室などを備えた学校内2階建て施設(床面積360㎡)、男女別の水洗トイレ2ヶ所(2ヶ所で床面積80㎡)。
国際NGOのプランが子供達の意見を取り入れながら2階建て施設とトイレを建設し、8月28日に全施設が完成した。地震から1年の復興記念として、中国のグループ社員より集めた募金や約2000冊の本、義援金で購入した運動器具なども贈呈された。