日本郵船は9月10日、台湾の中國石油、三井物産と三菱重工業・長崎造船所で建造している液化天然ガス輸送船2隻の命名式を長崎造船所で行った。
2隻の新LNG船は積載容量14万5000立方m、全長約278m。
両船は日本郵船27.5%、中國石油45%、三井物産27.5%の割合で3社が共有し、姉妹船4隻の内の2隻となる。TAITAR NO.1は9月30日、TAITAR NO.3は2010年1月5日に竣工を予定。
続く2隻は川崎造船坂出工場で建造中で、この4隻は日本郵船と中國石油との23-24年の長期定期傭船契約に基づき、カタールから台湾に向けて年間約300万トンのLNGを輸送する。