経済産業省は5月15日、エディオンの産業活力の再生と産業活動の革新に関する特別措置法に基づく事業再構築計画の認定を行った。
事業再構築計画では、子会社であるデオデオとミドリ電化の合併を行い、デオデオが行っている法人営業事業をミドリ電化の店舗で展開し、ミドリ電化が行っている中古ゲーム・中古ソフト販売事業をデオデオの店舗で展開することにより事業の拡大を図る。
また、ミドリ電化の物流網とデオデオの修理・サービス網を統合し、相互に活用することで事業運営の効率化を図り、相互の強みを生かした事業展開と効率化により生産性の向上を目指す。
物流網の機能強化・効率的運用では、ミドリ電化の持つ物流網をデオデオの店舗展開エリア(岡山、山陰、四国など)で活用することで既存の物流網の効率化を図る。
また、デオデオの持つ社内修理機能をミドリ電化の店舗展開エリアでも活用することで修理業務の効率化と修理利益率の向上を図るとともに、間接資材の調達を一元化することで調達コストの削減を図る。