ホンダは9月14日、新型のスクーター「PCX」(排気量125cc)を11月に、タイで生産・発売すると発表した。
現地法人のタイホンダは、2010年初頭から、アセアン地域に加え、日本、欧州、アメリカなどにも「PCX」を輸出する予定。ホンダはタイをグローバル市場へ向けた生産拠点として位置付ける。
新モデルは、グローバル市場を視野に入れた、先進的なデザインを兼ね備えたモデル。フレームやエンジンなどの主要部品の基本設計を世界共通とし、生産効率の大幅な向上を図っている。
「PCX」は、アセアン地域では、高付加価値・上級モデルとして、新マーケットの創造を目指す。日本、欧州、アメリカなどの市場では、価格訴求力のある小型コミューターとして販売する考えだ。