UPSは9月28日、世界で環境配慮の取組の透明性、情報開示の方法に関して優れた企業50社からなる「Carbon DisclosureLeadership Index(CDLI)」に選定されたと発表した。
また、S&P 500 Indexに含まれる企業を対象とするCDLIにも選出され、輸送業界でこの2つのCDLIに選出されたのはUPSだけだった。
CDLIは、機関投資家と連携して企業に環境問題への取組を促す非営利団体、「カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト」がFTSE Global 500 Indexに含まれる企業を対象に毎年調査し選定するもの。CDLIは、温室効果ガス排出、排出削減の目標と気候変動に伴うリスクなどに関する質問の回答に基づいて企業を選定し、機関投資家に企業を評価する手段を提供している。
このインデックスは、資産総額55兆ドルに達する475の機関投資家を代表してCDPが収集した情報に基づき、プライスウォーターハウスクーパースがレポートにまとめたもの。
今回の選定を受け、UPSは「今回の選定は、環境保護活動に関する透明性の向上と、数値化を推進するUPSの近年の取組が直接反映されたもの」とコメントした。