日本郵船は7月14日、社会的責任投資(SRI)指標のFTSE4 Good Global Indexの組み入れ銘柄として、7年連続で選定を受けたと発表した。
社会的責任投資(SRI)は、投資家が企業の経済性と同時に環境問題への取り組み、法令遵守など、企業の社会的責任も判断基準として投資することを意味する。
英国のフィナンシャルタイムズとロンドン証券取引所の保有する合資会社、FTSEのグループの指標であるFTSE4 Good Global Indexは、DJSI(Dow Jones Sustainability World Index)とともに、社会的責任投資(SRI)の代表的な指標として、企業の社会的責任に関心を持つ投資家の重要な投資選択基準となっている。
FTSE4Good Global Indexでは、環境や企業の社会的責任に関する独自の国際基準をもとに、世界中の上場企業を対象として組入れ銘柄を選定している。2009年7月現在のグローバルな組み入れ銘柄は23か国、665社でそのうち日本企業は189社が選定されており、国別では世界最多数となっている。