日亜化学工業は6月17日、特定輸出申告制度に基く「特定輸出者」として6月10日付で神戸税関から承認を取得したと発表した。
特定輸出申告制度は、日本政府が推進する日本版AEOプログラムの一つで、セキュリティーの強化、国際物流の高度化に対応した物流業務の迅速化を目的とし、コンプライアンスの優れた輸出者が「特定輸出者」として承認される。
輸出業務の迅速化により、輸送リードタイムの短縮、物流コストの削減が可能になるなどのメリットが期待されている。
同社では「国際物流において、各国政府間でAEO制度の相互認証に向けた動きが活発になってきている。今回の『特定輸出者』取得より、海外顧客へ商品の迅速な輸送サービスの提供を約束できるものと確信している」としている。
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日亜化学工業/特定輸出者の承認取得
2008年06月18日/SCM・経営
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