日本物流団体連合会は10月9日、8日に横浜国立大学で秋学期の大学寄附講座「現代の物流経営」をスタートした。春期の関西大学、慶應義塾大学での寄附講座続くもので、横浜国立大学での寄附講座は2004年の開講以来6年連続の開講となる。
2009年度は同大学経営学部の松井美樹教授がコーディネーターを務め、教養教育科目として経営学部の学生だけでなく、文系・理系を問わず全学生に物流の重要性を伝える講義内容となっている。
今回の寄附講座は松井教授のガイダンスに続き、実務家として最初の講義「物流とは」が大辻嘉郎・日本物流団体連合会顧問から行われ、約300名の学生が受講した。
講義は2010年1月28日まで毎週木曜日、全14回が予定され、物流各界を代表するトップマネジメントによって業界の現状や課題が講義される予定。
15日は「物流と環境問題」として平野由美子・日本通運環境・社会貢献部長が、22日は「トラック運送業」として樋口恵一・川崎陸送社長が、11月5日は「宅配便」のタイトルで西出敏之・ヤマト運輸リテール営業部長がそれぞれ講義を行う。