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DHL/富士通とのグリーンロジスティクスを広告キャンペーン

2009年10月15日/CSR

DHLは10月15日、「グリーンロジスティクス」での実績と持続可能性に対する継続的な取り組み姿勢を強調する、グローバルな広告キャンペーンで富士通と協力すると発表した。

今回のグローバル広告は、フォーチュン、ハーバードビジネスレビュー、エコノミストなどの代表的な国際ビジネス誌と欧州、中東、南北アメリカなど150か国の新聞と業界誌に掲載し、日本国内では日本経済新聞や週刊東洋経済などのビジネス誌などで2か月にわたり掲載する。

今回の広告では、DHLのロジスティクスソリューションでのベストプラクティスを紹介するという広告クリエイティブのコンセプトに基づいて、パートナーシップで実施するグリーン活動を紹介。富士通の環境保護に対するDHLの支援も説明する。

本宮章・富士通物流本部本部長は「社会の持続可能な発展に貢献し、業界トップレベルの輸送CO2排出量削減の目標を達成するため、DHLとともに今後も当社のITを活用した先進的なグリーン物流モデルの構築を目指していきたいと考えている」と述べた。

DHLと富士通は、輸送に伴う二酸化炭素排出量を2000年と比較して、2010年までに40%削減を目指すととともに、調達から納品までのサプライチェーン全体で実施した集中配車コントロールにより、年間20%(300トン以上)の二酸化炭素排出量を削減することに成功している。

さらに、DHLは現在、富士通に対し、配送業務、倉庫管理、梱包資材設計、リバースロジスティクスサービス、保守部品の配送、重機の設置、IT機器のリサイクルなど、日本で包括的な総合ロジスティクスソリューションを提供している。

包装材料の3R(削減(Reduce)、再利用(Reuse)、リサイクル(Recycle))を実施することで、DHLは2008年、2000年比で38%減という、削減目標に大きく近づく二酸化炭素排出量削減に寄与した。

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