ヤマト運輸は10月16日、サービス品質と業務効率の向上を目的に全国69か所の事務管理センターで実施している出納管理、未収管理などバックオフィス業務の一部を日本IBMに委託した。
今回の外部委託は、バックオフィス業務の効率化を図ることでサービス品質を向上させるためで、ヤマト運輸は労力を要し、顧客との関わりが直接ない業務を対象に効率化のため、日本IBMへの外部委託を決めた。日本アイ・ビー・エムは、中国・大連のIBMグローバル・デリバリー・センターを活用し、受託業務を行う。
<大連のIBMグローバル・デリバリー・センター>
このため、処理、検証、承認など一連のプロセスを標準化するワークフロー・システムを構築する。大連センターは、当初100名規模の体制で業務を行い、対象範囲の拡大や処理量の増大に伴い陣容を拡大する予定。