ヤマト運輸は、11月10日から「らくらく送り状発行サービス」のサービス利用窓口を拡大する。
「らくらく送り状発行サービス」は、事前に登録しておいた住所録から「届け先住所」と「依頼主住所」を選択するだけで、簡単に送り状が作成できるサービスだが、直営店に設置された「ネコピット」だけでの利用に限られている。このため、自宅への集荷を依頼する場合にも、このサービスを利用できるよう、利用窓口を拡大する。
顧客は、このサービスを受けることにより、直営店や取扱店などからの送り状の手配や、集荷時にセールスドライバーが持参した送り状をその場で記入する手間を省くことができる。視力や筆圧が低下する高齢者にとっては、送り状を記入するストレスから開放されることになる。
サービスは、まず顧客がヤマト運輸のホームページから「クロネコメンバーズのWebサービス」にログインし、「集荷依頼」と「送り状発行依頼」を行う。これに伴い、送り状発行の指示がセールスドライバーの携帯端末に送信される。セールスドライバーは、その場で携帯端末を利用して送り状を作成し、顧客の自宅にまで集荷に訪れる。サービス利用料は無料（通信料を除く）となっている。
