帝国データバンクは10月26日、国内フェリー会社141社の経営実態をまとめ、141社のうち2007、2008年度の収入高が判明した103社について2期間を比較すると、2008年度は減収が55社（構成比53.4％）で5割強を占めた。
2008年度の当期純損益が判明した82社をみても赤字が42社（51.2％）と過半数で、このうち20社（24.4％）が2期連続赤字であった。
ここにきて9、10月と高速道路料金1000円割引制度のあおりで業績が悪化した末の倒産が発生しており、「今後は競合航路をもつ業者を中心に一段の収益悪化が懸念される」と指摘している。
詳細は下記URLを参照。
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p091004.pdf
