三洋電機9月2日は、仏・PSAプジョーシトロエンにニッケル水素電池システムを供給すると発表した。仏社が2011年の量産を予定しているハイブリッド自動車(HEV)向け。
搭載車種は、ディーゼルハイブリッドシステム「Hybrid4」を装備した「プジョー3008Hybrid4」と「シトロエンDS5Hybrid4」となる。
三洋電機は、今後急速に拡大することが予測されるHEV用二次電池の開発と事業を強化している。すでに、米・フォード社、ホンダ社にHEV用ニッケル水素電池の供給を行っている。
独・フォルクスワーゲングループと、2006年1月に次世代ニッケル水素電池システム、2008年5月にはリチウムイオン電池システムの共同開発を進めることで合意、現在共同開発に取り組んでいる。