ヤマトホールディングスは11月4日、国内利用航空運送事業者10社が共同で設立したエキスプレスネットワークと10社が共同で行っている共同物流事業に、丸運が参加すると発表した。
同時に丸運は、エキスプレスネットワークの株式3％（60株）をヤマトホールディングスから譲受し、エキスプレスネットワークの株主となる。
エキスプレスネットワークは九州航空、近鉄ロジスティクス・システムズ、国際空輸、札幌通運、四国名鉄運輸、大栄空輸、日本空輸、阪急カーゴサービス、名鉄ゴールデン航空とヤマトホールディングスが共同で設立し、今年4月から航空運送代理店業などの営業活動を開始。10月には共通スピード配送商品S-PATを発売している。
今回の丸運の参加で、これら11社は顧客へのサービス提供体制を充実させ、地域独自の産品の開発、新産品や従来は地域内のみで消費されていた産品の拡販など、各地域からビジネスを展開する顧客に販売先の拡大や流通在庫の圧縮を支援する新物流ソリューションを提案する。
