プロロジスは11月4日、2008年9月から建設を進めてきた「プロロジスパーク市川2」が完成した。
プロロジスパーク市川2は建設中からタカラトミーロジスティクスの入居が内定しており、既に一部で使用を開始している。タカラトミーロジスティクスはプロロジスパーク市川2を、同社の全国の中核的な物流拠点として活用する。
プロロジスパーク市川2は、千葉県内ではプロロジスパーク習志野3などに続く4番目のマルチテナント型物流施設。設計・施工はフジタが担当し、フジタが手がけた14施設目のプロロジスパークとなる。敷地面積は約3万8796㎡、延床面積は約9万546㎡。
＜完成したプロロジスパーク市川2＞
プレキャストコンクリート造の地上5階建構造で、免震構造を採用している。各階に40フィートコンテナトレーラーが直接乗り入れられる上り・下りのランプウェイを備え、トラックバースは各階に20台、計100台分も備えている。
さらにJR京葉線に至近なため、北側には車路内への光の進入を減少させるルーバーを装備した。ルーバーは施設外へのヘッドライトなどの光を漏れにくくする効果もある。
山田御酒・プロロジスプレジデント兼CEO（日本担当）は、「顧客と竣工を同時に祝うことができ、これに勝る喜びはない」と抱負を語った。
■プロロジスパーク市川2の概要
名称:プロロジスパーク市川2
所在地:千葉県市川市高浜町1
敷地面積:約3万8796㎡
延床面積:約9万546㎡
構造:プレキャストコンクリート造、地上5階建、免震構造
着工:2008年9月
竣工:2009年10月
