プロロジスは9月1日、ビルド・トゥ・スーツ型（特定企業向け）物流施設「プロロジスパーク舞洲Ⅳ」（大阪市此花区）が竣工したと発表した。
「プロロジスパーク舞洲Ⅳ」はセンコーの舞洲PDセンターとして、同社関西地区の新たな保管や配送拠点として利用される。
「プロロジスパーク舞洲Ⅳ」は2009年8月に夢咲トンネルが開通したことによって、大阪・南港との輸送時間が大幅に短縮された大阪市、舞洲に開発した。
屋内型スロープで直接3階にアクセスすることが可能で、1階と3階に合わせて54台分のトラックバースを設置している。庫内には荷物用エレベーター2台と14基の垂直搬送機を備え、円滑な作業が可能。施設外壁には断熱サンドイッチパネルを採用することでより快適な庫内環境を提供する。
100台以上の乗用車駐車場や駐輪場などを設置したほけ、南隣の「プロロジスパーク大阪Ⅱ」との一体感を持たせるために、敷地周辺の緑化を充実させた。環境に配慮したさまざまな取り組みが評価され、「CASBEE大阪」のAランク認証を取得している。
プロロジスパーク舞洲Ⅳ」概要
名称：プロロジスパーク舞洲Ⅳ
所在地：大阪府大阪市此花区北港白津1-4-53
敷地面積：約1万9559㎡（約5916坪）
延床面積：約6万3922㎡（約1万9336坪）
構造：RC＋S造、地上5階建
着工：2009年9月
竣工：2010年8月
