プロロジスは8月12日、日本ロジスティクスファンド投資法人と三井物産ロジスティクス・パートナーズと「プロロジスパーク市川Ⅱ」（千葉県市川市、100％稼働中）を共同保有することで合意したと発表した。
プロロジスは日本において、新規開発した物流施設を長期保有資産として自社で100％保有する一方で、一部の施設についてはパートナーと共同で保有する方針であり、「プロロジスパーク習志野Ⅲ」に次いで2番目の案件としてこのたびJLFとの「プロロジスパーク市川Ⅱ」の共同保有に合意したもの。
9月上旬の契約を行い、「プロロジスパーク市川Ⅱ」については引き続きプロロジスが施設の一部持分を保有するとともに、プロパティーマネジメントやリーシング業務など、施設の管理・運営もこれまでと同様にプロロジスが担当する。
日本ロジスティクスファンドによるとプロロジスパーク市川Ⅱの共有持分90％を174億1500万で取得する。
なお、プロロジスでは今後も日本ロジスティクスファンドに対して安定的に投資機会を提供していく方針であり、メインスポンサーである三井物産グループとの新規施設の共同開発についても検討していく予定としている。
また、プロロジスは現在「プロロジスパーク舞洲Ⅳ」（大阪市此花区、2010年8月末竣工予定）の開発において、清水建設との合弁事業を進めている。
プロロジスパーク市川Ⅱ概要
所在地：千葉県市川市高浜町1
敷地面積：約38,796㎡（11,735坪）
延床面積：約90,546㎡（27,390坪）
構造：プレキャストコンクリート造、地上5階建、免震構造
竣工：2009年10月
