岡山県貨物運送が11月10日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は184億6300万円（前年同期比14.1％減）、営業利益6億2700万円（前期は700万円の営業損失）、経常利益6億300万円（3500万円の経常損失）、当期利益4億9300万円（8000万円の当期損失）となった。
各事業の概況は、貨物運送関連事業が国内景気の低迷により輸送需要が大幅に減少し、貨物取扱量の確保のため営業活動を展開したが、売上高は174億7000万円（12.5％減）となった。営業利益は、軽油価格の大幅下落で燃油費が減少し、諸経費の削減にも努め4億9300万円（前期は営業損失1億5500万円）となった。
通期は新規顧客の開拓など営業による貨物取扱量の確保、不採算路線の運行の見直しや省エネ運転による燃油費の節減などで、業績予測を修正。売上高370億円（8.9％減）、営業利益8億6000万円（421.4％増）、経常利益7億8000万円（807.0％増）、当期利益5億4000万円を見込んでいる。
