LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

ケイヒン/売上18.5%減、営業利益は半減

2009年11月10日/3PL・物流企業

ケイヒンが11月10日に発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高178億8900万円(前年同期比18.5%減)、営業利益4億2300万円(50.5%減)、経常利益1億9700万円(69.2%減)、当期利益1億600万円(73.7%減)となった。

国際物流部門では、プロジェクト貨物は大型貨物の海上輸送の取扱いにより、取扱量が増加したが、複合一貫輸送は、日本や香港における輸出入貨物の取扱いが低調で、取扱量は前年同期比22.1%の減少となり、輸出車両の海上輸送も貨物取扱いが低調に推移した。

海運貨物は、輸出入貨物の取扱いが減少し、取扱量は28.4%の減少となった。航空貨物は、輸入貨物の取扱いが増加したが、港湾作業は輸出車両の取扱いが減少したことなどにより、船内・沿岸作業の貨物取扱いが低調に推移し、取扱量は48.1%の減少となった。国際物流部門の売上高は62億1800万円(31.8%減)となった。

国内物流部門では、倉庫保管の平均保管残高は前年同期並となったが、倉庫荷役は食料品や機械などの減少により入出庫取扱量は12.4%の減少となった。一般貨物輸送は、化学工業品や住宅関連資材などの取扱いが低調に推移し、運送屯数は17.9%の減少となったほか、海上コンテナ輸送も取扱本数は減少した。国内物流部門の売上高は81億3900万円(9.5%減)となった。

宅配物流部門では、通信販売商品の取扱いが減少したことなどにより、宅配の取扱件数は2.0%の減少となり、商品センター作業の取扱個数も3.1%の減少となった。宅配物流部門の売上高は35億3100万円(8.1%減)となった。

通期の業績予想については、売上高357億円、営業利益7億2000万円、経常利益2億5000万円、当期利益1億9000万円となる見通し。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース