UPSは11月6日、1999年11月10日のニューヨーク証券取引所上場から10周年を迎え、スコット・デイビス・会長兼CEOが同証券取引所で取引開始の鐘を鳴らしたと発表した。同証券取引所には取締役会メンバーと上級役員も列席した。
UPSは1907年の創立以来92年間、従業員、退職者と各種財団が株式を所有する非公開企業だったが、1999年11月10日に発行済み株式数の10%に当たる1億940万株のクラスB株式を、1株当たり50ドルの公開価格で発行。同証券取引所に上場した。
公開初日に調達された資金54億7000万ドルは、米国内の株式公開として当時最大の規模となり、10年間でUPSの公開株式の割合は10%から70%に拡大している。