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日本郵船/自動車専用船内の滑り止め材を鹿島道路と開発

2009年11月16日/3PL・物流企業

日本郵船と鹿島道路は11月16日、自動車専用船の船倉内のスロープとセンターランプ用に滑り止め材「KSグリップ」を共同開発したと発表した。

雨天時の自動車荷役の走行中に滑る可能性などを解決するためで、約2年間の実証実験で耐久性も確認した。日本郵船は13日に竣工した自動車専用船「Pleiades Leader」にこのKSグリップを採用し、実用化も開始した。

<従来の網目状から滑り止め材・KSグリップを採用>
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自動車専用船の船倉内スロープは網目状の鉄鋼版であるエキスパンドメタルが主に使われていたが、KSグリップはエキスパンドメタルと異なり、全方向に対し一定の滑り止め効果を発揮する。

波にもまれたときなどの船体の歪みにも柔軟で、ひび割れの可能性が低い。有色のKSグリップを使用すれば、船倉内スロープなどの走行路を色で明示でき、荷役作業者の安全確保にもつながる。

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