住友商事は11月25日、同社と米国住友商事会社が、100％共同出資の米国発電事業会社ペレニアル・パワー・ホールディングスを通じて、米国のミッドジョージア（MID－GEORGIA）複合火力発電所の事業権益100％を取得したと発表した。
ミッドジョージア発電所は、ジョージア州アトランタ近郊に位置する300MWの天然ガス焚き複合火力発電所。1998年6月に商業運転を開始して以来順調に操業している。発電された電気は2028年までの長期売電契約にもとづき、ジョージア州の大手電力会社ジョージアパワー社が引き取る仕組みで、長期にわたり安定収入が見込めると同社は見ている。
同発電所は、これまでアトランティック・パワー・コーポレーション（カナダ）とノーザン・スター・ゼネレイション（米国）がそれぞれ50％の事業権益を保有していた。今般ペレニアルパワー社が両社から全権益を引き受けた。同発電所の保守運営会社を立ち上げた。
