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双日ロジスティクス/カレンダー配送をDHLジャパンに委託

2009年11月30日/CSR

ディー・エイチ・エル・ジャパンは11月30日、双日の物流子会社、双日ロジスティクスから輸送サービス「DHL GOGREEN」を受注した。DHL GOGREENの日本国内での受注は8月に続き2件目。

DHL GOGREENは、貨物輸送時に排出されるCO2排出量をDHLが算出し、同量の二酸化炭素を別の場所で相殺する輸送サービス。荷主は通常料金に3%の追加割増料金が付加され、それを自動車用代替燃料の開発や、ソーラーパネルや森林再生プロジェクトなどの認定を受けた炭素マネジメントプログラムに再投資して、輸送過程で排出されるCO2を相殺する。2007年1月に初導入され、2008年3月にはアジア太平洋地区で提供が開始された。

今回の双日ロジスティクス向けの受注で、DHLは世界86カ国向けに総重量約7トンのカレンダーと手帳を輸送。梱包材にGOGREENのステッカーを貼付した輸送貨物は、11月中に発送を終了している。

双日は、環境負荷のより少ない製品や省エネルギー・省資源型製品の販売、リサイクル事業、新エネルギー事業の開発など環境保全型ビジネスを推進しており、毎年実施しているカレンダーと手帳の輸送でもグループの方針に沿ったDHLの付加価値サービスが評価され、受注に結びついた。

山川丈人・DHLジャパン社長は今回の受注に関連し、「GOGREENのコンセプトが評価を受け、環境への取組に熱心な企業から選ばれたことは大変光栄」と受注を歓迎するコメントを発表した。

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