AMBプロパティジャパンは12月1日、本社のAMBプロパティコーポレーションがメキシコのモンテレーに開発したAMBアグアフリア・ビルディング(物流施設)1&2の合計1万4000㎡、グアダラハラに開発したAMBロスアルトス・ビルディング(物流施設)1の1万1200㎡をそれぞれ賃貸する契約を結んだと発表した。
チリの林業会社アラウコ社のメキシコ子会社であるアラウコ・ディストリビューション・メヒコが、中南米での成長戦略の一環として、メキシコでの事業を拡大するため、モンテレーのAMBアグアフリア・ビルディング2の1万1000㎡とグアダラハラのAMBロスアルトス・ビルディング1の1万1200㎡をそれぞれ賃貸する契約を結んだもの。
アラウコに加え、大手物流企業がAMBアグアフリア・ビルディング1の3100㎡を賃借した。これによって、同物流施設は100%テナントで埋まった。
モンテレーはNAFTAハイウェイ沿いにあり、米国に近く立地条件に優れるため、メキシコにおける物流ハブ機能を果たしている。メキシコの多数の大企業やグローバル企業がモンテレーに本社を置いている。
AMBは6月30日現在、開発中のものを含め、メキシコで合計91万2000㎡の施設を所有している。メキシコでは、グアダラハラ、メキシコシティ、モンテレー、ケレタロ、レイノサ、ティファナをターゲット・マーケットとしている。