昭和電工は12月15日、連結子会社の昭和高分子と合併すると発表した。
同社は、2006年9月に昭和高分子を完全子会社化。エマルジョンや、不飽和ポリエステル樹脂・ビニルエステル樹脂・フェノール樹脂、不飽和ポリエステル系複合材料BMCなどの昭和高分子の機能性高分子事業との相乗効果を追求してきた。
2011年にスタートするグループの次期中期経営計画のポートフォリオにおいて、反応性機能材料や機能性モノマーなどの事業と機能性高分子事業を融合させるなかで、熱硬化性材料事業での成長・育成が可能であると判断した。事業成長を図るためには、人材・技術・組織・投資などの経営資源の融合を図ることが最善と考え昭和高分子を吸収合併する。