日本リテールファンド投資法人とラサール ジャパン投資法人は12月15日、2010年3月1日付での合併を決めた。この合併での存続法人は日本リテールファンド投資法人。
日本リテールファンド投資法人は、商業施設の運用や内部成長戦略では慎重かつ保守的な対応を継続していくものの、長期借入れの導入など財務面の課題は概ね達成したと判断。
ラサール ジャパン投資法人も、現在の環境を前提に投資主価値の最大化を討議した結果、合併が投資主にとって最良の選択肢であるとの確信したため、今回の合併となった。日本リテールファンド投資法人は主に商業施設を投資対象としてきたが、合併後はラサール ジャパン投資法人が保有するオフィス・住宅物件も保有することになる。
反面、これらの物件が合併後のポートフォリオ全体に占める割合は極めて小さいため、中長期的には商業施設特化型REITとして資産運用を行う。
なお、ラサール ジャパン投資法人がラサール インベストメント マネージメントと締結しているパイプラインサポート契約は、この合併に伴い終了する予定。
