三菱倉庫は12月16日、横浜市の所有地で2007年12月から建設していた高層オフィスビル「横浜ダイヤビルディング」が竣工する。
<横浜ダイヤビルディング>
横浜ダイヤビルディングは約3900㎡、延床面積約7万㎡、地上31階・地下2階の構造で、高さは約155m。7階から30階までは賃貸オフィスとし、3階から6階までは商業施設として隣接する横浜ベイクォーターと一体で運営する。低層部の商業施設は、横浜ベイクォーターの増床部分として約25店舗が出店を予定し、2010年3月に開業する。
10-30階の基準階は1フロア1500㎡で、自在なレイアウトが可能。外壁面には日本最大級の建材一体型太陽光発電システムと太陽光追尾センサー付自動制御ブラインドによる日射調整機能などを導入し、環境負荷低減に配慮。エネルギー削減率は約28%を達成した。また、横浜市による環境性能を評価する認証制度「CASBEE横浜」では、最高のSランク認証を取得している。