シャープタカヤ電子工業は、直径8mmと世界最小クラスのRFIDタグインレイ「Azuki」を開発した。
Azukiは電磁誘導方式を採用しており、電波方式では読み取れなかった水、油などの液体の充填された容器や、霜付きの容器に貼り付けても通信が可能。販売は第一商事が行う。
また、通信距離は数cmと短いが、他のRFIDタグインレイとの干渉を最小限に抑えられるため、シャープタカヤ電子工業は個品管理に適しているとしている。販売を行う第一商事は、日米欧の物流システムインテグレター、ラベルプリンタメーカーやラベル製造業者に販売し、無料サンプルも提供する予定。
