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ニコン/原価計算システム刷新

2009年12月16日/IT・機器

日本オラクルは12月16日、ニコンがオラクルのデータベース製品「Oracle Database 11g」などを活用し、原価計算システムを刷新したと発表した。2009年4月に本格稼動を開始している。

ニコンは従来、原価計算システムの高い処理性能と信頼性の確保のため、ホスト・コンピュータ上で稼動する原価計算システムを運用してきた。しかし、システムが複雑化し、その整備と業務効率を向上するため、2007年頃から再構築に着手。基幹システムの1つ、原価計算システムの刷新に取組んできた。

原価計算システムは、ニコンの全事業に関連する大量のデータを元に一定時間で結果を算出しなければならないため、新システムの中核に「Oracle Partitioning」と「OracleAdvanced Compression」を活用し、データベースの処理性能を向上した。

特にデータ圧縮が得意な「Oracle Advanced Compression」の採用で、データ容量を4分の1削減し、ディスクI/Oも削減でき性能が向上した。新システムでは、正確性、信頼性などで定評のある富士通製SPARC Enterprise M4000、ストレージとしてETERNUS4000モデル500、データベース管理ソフトとして「Oracle Database 11g」を組み合わせて使用している。

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