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NTTロジスコ/千葉物流センタの新倉庫棟着工

2009年12月21日/3PL・物流企業

エヌ・ティ・ティ・ロジスコは12月21日、千葉県市川市にある千葉物流センタ内で、新倉庫棟の建設に着手したと発表した。

<千葉物流センタの新倉庫完成予想図>
20091221NTT.jpg

千葉物流センタは、京葉道路原木IC(1.5km)、首都高湾岸線千鳥町IC(3.0km)に近接しており、都心・東京湾や成田空港へのアクセスにすぐれた利便性の高い立地。JR京葉線二俣新町駅から徒歩5分のところにあり、公共交通機関による顧客や従業員のアクセスについても好環境にある。

同センタはNTTグループ以外の顧客向けの通販、医療機器、精密機器検査など「高付加価値サービス」を中心に提供しており、めぐまれた立地条件と物流センタ管理能力が支持され受注が好調に推移。既存倉庫棟の空きが少なくなったため、増床することにした。

新倉庫棟は、倉庫部分のフロアあたり約6825㎡(約2064坪)を4階層、延べ面積約2万9300㎡(約8863坪)となり、同社保有の施設の中では最大級の規模になる。倉庫有効天井高さを6mに設定し、保管ラック配置を考慮したスパン割りにするなど、高効率な荷物保管が可能な設計。

設備についても顧客の多様なニーズに対応できるよう、倉庫面積の50%をカバーする規模の空調設備導入が可能な受電容量を確保するとともに、どの区画においても空調が設置できるフレキシブルな構造を実現する。
 
構造は鉄骨造を採用し、耐震基準の1.25倍と高い耐震性能を備えている。倉庫棟は環境に配慮した施設造りや運営形態とし、工事中の重機騒音を軽減するためにアクティブ消音装置を採用するなど、
周辺住宅環境にも配慮した施設施工計画に取り組む。

新倉庫棟の建設により、千葉物流センタ全体の延べ面積は6万㎡(1万8000坪)を超え、既存3棟と合わせて多様なニーズに対応できるようになる。

施設計画の概要
所在地:千葉県市川市二俣717-37       
敷地面積:新規取得面積約1万3200㎡(敷地合計約3万7000㎡)
構造:鉄骨造:地上5階建(倉庫フロア4階)
延べ面積:約2万9300㎡(約8863坪)
着工予定:2010年4月 
竣工予定:2010年10月末

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