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第一屋製パン/豊田通商と資本・業務提携、物流機能効率化

2009年12月22日/SCM・経営

第一屋製パンは12月22日、豊田通商向けの第三者割当による新株発行と、自社と豊田通商との資本業務提携を行うことを決めた。

業務提携の内容は、生産管理体制の改善、物流機能の効率化、経営管理体制の強化、原材料調達の安定化、海外事業の展開し、両社は企業価値の向上、発展のために相互に協力し合うことを基本方針とする。

物流機能の効率化では、物流コスト低減のため、豊田通商が持つ物流ノウハウを活用した配送ルートの見直し、工場間製品輸送の効率化、トラックの積載率アップなど物流機能の改善を図る施策を考案・実行する。

第三者割当増資は、第一屋製パンの発行する新株2125万株を豊田通商が18億633万円で引受け、第一屋製パンは金町工場の新製造設備の取得(5月に取得予定)に10億円、工場老朽化設備の更新(2010年2月-2011年12月に実施予定)に7億9400万円を充当する。

今回の資本・業務両面の提携は、第一屋製パンが今後の安定した事業運営のために、自己資本の充実と財務の健全性強化、生産効率向上のための設備投資を推進し、生産管理体制の改善、物流機能の効率化、原材料調達の安定化で収益性の向上を図る必要性があると判断したため。

豊田通商は、非自動車関連事業の食料事業で従来から第一屋製パンと原材料などの取引関係にあり、非自動車関連事業の拡大を目指していたため両社の考えが一致。今回の資本業務提携契約締結となった。

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