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日本板硝子/中国ガラス製造販社の株式を100%取得

2010年01月06日/国際

日本板硝子は1月6日、TPCGSG社の株式を100%取得することで、中国のCGH社と合意したと発表した。

NSGグループはCGH社が保有するTPCGSG社の株式を取得し、NSGグループが保有するJV Investments Limited社(JVI社)の株式40.14%の一部をCGH社に譲渡する。

CGH社は、香港証券取引所上場企業で、NSGグループは同社の29.9%の株式を保有している。NSGグループはCGH社との間に2つの合弁事業を有している。うち1つが、中国江蘇省太倉にある折半出資の合弁事業TPCGSG社で、低鉄型板ガラスの製造販売をしている。

同社の製品は、結晶シリコン型太陽光発電モジュールのカバーガラスとして使用される。残りの1社がJVI社で、CGH社、Hony Capital社が運営する投資ファンドと、NSGグループとの3社合弁事業。JVI社は中国で多数のフロートラインを保有しており、NSGグループは同社株式を40.14%保有している。JVI社の経営は、CGH社とHony Capital社が担っている。

NSGグループでは、太倉の型板ガラスラインがNSGグループのソーラー事業の一部として運営されており、付加価値製品の生産に力を注いでいることから、TPCGSG社の100%化が最善策と考え株式交換を決めた。

JVI社は、おもに中国での汎用フロートガラス製品の製造販売に力を入れており、経営はCGH社が行っている。株式交換は、ソーラー事業の発展を目指す日本板硝子グループの戦略目標に適合していると同社は見ている。

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