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郵船航空サービス/次期基幹システム、シンガポール郵船航空で稼動

2010年01月07日/IT・機器

郵船航空サービスは、次期基幹システム「YUNAS」(Yusen Navigation System)の開発を進め、シンガポール郵船航空サービスにて運用を開始した。

現在の基幹システムは日本とそれ以外の地域で異なるものを利用しているが、YUNASは郵船航空サービスグループで全世界統一システムをコンセプトに開発を進めていた。

シンガポール郵船航空で運用を開始したが、2009年7月にパイロット法人として稼動した豪州郵船航空サービスに次ぐ2か国目の導入となる。

今後、アジア・欧米・日本と導入を進め、2011年度中に全世界の郵船航空サービスグループでの稼動を目指す。

YUNASの基本コンセプトは、グループにおける様々な情報を統合し一括管理するシステムをワン・データベースで構築し、システム構成をオープン・システムとする事で運用・保守費用の削減を図っている。

さらに、陸・海・空のすべてのビジネスフィールドをカバーする多機能・総合物流システムしており、災害等に対応すべく冗長化された機器構成やネットワークでリスク管理を強化している。

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