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郵船航空サービス/次期基幹システム投資額40億円

2007年05月31日/国際

郵船航空サービス(株)は、次期基幹システムのネーミングを”YUNAS”と命名した。「グループを将来へナビゲートするシステム」という意味が込められており、YUSEN AIR NAVIGATION SYSTEMの頭を取ったもの。

新システムは、多様化する顧客ニーズやビジネス環境の変化に機敏に対応した、高度な物流サービスを提供するほか、蓄積される膨大な物流情報や経営情報をリアルタイムに把握し、グループの成長戦略に活かすために導入するもので、予想総投資額は40億円。

また、業務の簡素化や標準化、情報のシームレス化を推進し、輸送品質を向上させ、システムを介して情報と業務のイノベーション達成も狙う。

全世界の同社グループで統一システムを構築し、「ワンデータベースでオープン系のシステム構成」に変更することで運用費用を現状より削減する。開発範囲は、陸、海、空にトラックや倉庫業務機能を持つ多機能、総合物流システムにする。

2008年4月の欧州の法人への導入を皮切りに順次各国の法人に展開し、2011年までに日本を含めた全世界のグループ企業でワンデータベースの統一したシステムが動き出す。

YUNASの開発と運用は、郵船航空グループが進めている業務改善と合理化、コスト削減運動の「アタック10」、「輸送品質向上」活動と相互に連携しながら進める。

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