ダイハツ工業は1月7日、一汽吉林汽車有限公司との折半出資で設立したボデー部品製造会社の一汽ダイハツ(吉林)車体部品有限会社の自社出資持分を合弁相手の吉林汽車に譲渡し、1月4日付で合弁を解消したと発表した。
昨年7月に発表した、商品ブランドをダイハツブランドから第一汽車ブランドに変更するなどの中国吉林事業の枠組み変更を踏まえたもので、両社で協議した結果、吉林汽車の一汽グループの総合力発揮、ダイハツの経営資源の選択と集中による経営効率化のため、合弁会社の経営権を吉林汽車に移管することで合意したもの。
技術ライセンス契約は継続し、ダイハツからの吉林汽車への部品供給など協力関係は変更しない。